野球のストライクってなんでストライクなんだろう?と長年気になっていたのでこの番組で遂に解決することができて嬉しかった。砂漠も知らない砂漠が紹介されていて気になった。コロナが落ち着いたらいつか・・・いや。行かないだろうな。
以下、視聴メモ。
Q. なぜ走っている人はやたらと音楽を聴いている?
A. 音楽が脳からのSOSをかき消してくれるから。神戸学院大学 心理学部准教授の河瀬論さんによると。
音楽には運動をしている時の疲労感や辛さをかき消してくれる効果がある。運動して脳が疲れを認識するとSOSのサインを体に出す。これを体が受け取ると疲労感を感じる。音楽を聴くとドーパミンなどの快楽物質が放出されて楽しさや喜びを感じるという。つまり、音楽によってSOSのサインを感じにくくさせる、運動能力を向上させる効果がある。オーストラリアで行われたランニングの比較実験によると音楽ありの方が無しの人より約20%長い距離を走れたそう。
他にも、音楽には引き込み現象といって自然とリズムに合わせて歩いてしまう人間の習性がある。リズムに合わせることで運動のペースを一定に保てる効果が期待できる。基本的には1分間に120拍前後の曲が最も運動に適している。恋するフォンチュンクッキーやボンジョビのIt’s my lifeなどがそう。また、音の種類によって体の動きが変わる。電子音よりもバスドラムの方が体が動くし、スネアやハイハットが加わると体を動かしたくなる(グルーヴ)。
Journal of Experimental Psychology: General によると最もグルーヴ感があるとされた曲はスティーヴィー・ワンダーのSuperstitionだった。
先生おすすめの運動前に聴くとパフォーマンスが向上しそうな曲はヴェルディの”レクイエム『怒りの日』”らしい。テンポが一定でコーラスが含まれている曲は体が動かしやすくなるそう。ドライブ中に聴くと安全運転ができそうな曲はビートルズのYesterday。 ゆったりとした穏やかな曲は運転が荒くなりにくい。心拍や血圧が上がらないテンポや穏やかな曲調が精神を落ち着かせ安全運転に。朝寝坊して駅まで急ぎたいたい時にはいきものがかりのじょいふる。テンポが早くて前向きで明るい曲調が良い。
Q. 野球のストライクって何?
A. 審判の不満の声。名城大学 外国語学部准教授の鈴村祐輔さんによると。英語でストライクは打つという意味で、審判が言うストライクは「打て!」。野球のルールの基礎は1845年アメリカで誕生 したとされる。この時のルールではピッチャーは下手投げで、バッターがリクエストしたコースに投げるため、打つのが当たり前のスポーツだった。打つのが前提のスポーツなので、打たずに見送った球を審判が判定する必要がなかった。そのため、審判はキャッチャーの後ろではなく、もう少し離れた斜め後ろにいたそう(1846年の絵がある)。人気が高まると野球チームが増えて、選手の意識が変化してくる。NHKによる多分こうだったんじゃないか説によると、1845~1856年のルールでは21点先取した方の勝ちだった。そのため、点が入らないと試合が終わらなかった。審判の役割はスムーズな試合進行。ところがどうしてもヒットを打ちたい人が出てくるとひたすら良い球を待つようになる。この頃のルールでは空振り3回でアウトになるが、見送りには特にルールがなかった。そのため、良い球を待たれると試合に時間がかかってしまう。審判は「Good ball, strike!」(良い球なんだから打て!)と言ったことから始まったそう。
1858年以降は良い球を打たない打者に「グッドボール ストライク」と忠告するようになったそう。それから少し時間が経つ(1863年以降)と今度は打たれたくないピッチャーが出てくる。リクエストを無視してひたすらずるい球を投げた。試合が進まないので審判は「Unfair ball!」と叫んだそう。これがボールが略されてボールとなった。この頃は日没までに決着のつかない試合が増えたそう。そこでアンフェアボールを9球投げたら1塁進塁と言うルールが生まれ、後に4球に変更された。3球良い球を見送るか空振りしたら三振と言うのも生まれた。こうして野球は打つのが当たり前のスポーツから投手と打者の駆け引きを楽しむスポーツへ変化した。上投げにもなった。アウトと言うのはもっと前からあって「これ以上プレーできないのでフィールドから出て行きなさい」と言う意味でアウトと言うようになったそう。
いつか見てみたい砂漠の絶景ベスト3
鳥取大学 乾燥地研究センター教授の山中典和さん。
3位:
まるで地獄の風景が広がるカラクム砂漠の地獄の門。中央アジア トルクメニスタンの大部分を占める砂漠。ここはかつて人が生きて超えることができないと言われたことから死の砂漠と呼ばれた。荒野にポッカリと開いた直径90mの穴の中で燃え盛る炎。夜に暗闇で燃え盛る光景は地獄の門と名付けられたそう。天然ガスの採掘中に出てくる有毒なガスを火をつけて燃やし尽くそうとしたところ、数週間という予測が外れて40年以上燃えて続けているそうで、今でもいつ消えるのかわからないらしい。
2位:
謎のミステリーサークル ナミブ砂漠のフェアリーサークル。アフリカ大陸の西側に広がる砂漠。高さ700mを超える赤い砂丘や突如砂漠を覆う霧などに神秘的な風景画見られることから世界一美しい砂漠と言われ、世界遺産にも登録されている。その砂漠に植物によって丸く囲まれたフェアリーサークルと呼ばれる植物のない地面が無数にある。この現象の原因には「草の根を食べるシロアリ説」「地中から発生するガス説」「ダチョウの群れが座ったから説」「枯れた植物の毒説」など様々な説が提唱されているが原因はわかっていない。
1位:
数年に一度天国の風景?アタカマ砂漠のスーパーブルーム。南米チリの北側に広がる砂漠。降水量がとても少ないことから最も乾燥した砂漠の1つに数えられ、天文観測のスポットとして有名。ある時期に大量に雨が降ると一面に大量のピンク〜紫色の花が一斉に咲き乱れ花畑になる。これをスーパーブルームという現象で、滅多に降らない雨が降った後に10日程度だけ現れる奇跡の絶景。砂漠の砂の中で休眠している花の種が数年に一度大量の雨が降った時に発芽して一斉に花を咲かせる珍しい現象。
Q. なぜ燃やすと煙が出る?
A. 酸素と熱が足りないから。東京理科大学 理学部物理学科教授の川村康文さんによると。煙は気体と思われがちだが、実は個体や液体。木を燃やした時の最初の煙は木の中の水分で、水蒸気が大気に冷やされることで小さな水の粒となり人の目に見えるようになる。十分な熱があるとすぐに蒸発するので煙は出ない。焚き火で火が着き可燃性ガスが出てくると火が大きくなる。この可燃性ガスと十分な酸素が反応すると燃える。木の中の成分が熱で分解されてメタンなどの可燃性ガスが出てくる。ガスが全てしっかりと燃えている時には透明な二酸化炭素や水蒸気の気体しか出ていないので煙は出ない。煙が出ているということは、酸欠状態を意味する。つまり、不完全燃焼した時に出てくるのが煙。木の外側は木から出たガスが酸素としっかり反応できるが、中心から出たガスは酸素が足りなくなり、不完全燃焼となって炭素などの燃えきらなかった成分が溢れ出てくる。これが黒っぽい煙として目に見える。煙は酸素と結びつかなかった小さな炭素の粒(微粒子)の集まり
他にも、肉を220度以上で焼くと肉の油がオイルミストという煙になる。ベタベタや臭いの元となるので家では低温で焼肉しよう。
煙を利用した調理法もある。宮崎地鶏の炭火焼きもそう。肉の油が炭火に落ちて火が上がりやすく、炭素を含んだ煙を肉に纏わせて香ばしい風味をつける。
燻製は煙を利用した調理法。燻製は木のチップなどを不完全燃焼させて出た煙で食材をいぶす調理法。蓋をして酸素を遮断することで木から出て燃えきらなかった炭素などを含んだ煙を食材に纏わせる。この煙に含まれる殺菌・防腐効果のある成分が食材を長持ちさせてくれてスモーキーな風味を与えてくれる。燻製はCの味(炭素)。